防草シート デメリットはあるの?
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しつこい雑草を長期的に防いでくれる便利な防草シートですが、このシートを敷いたことによる「デメリット」はどのような事があるのでしょうか。
防草シートを敷いたことによる3つのデメリットとは!?
- 人目につく場所では、景観が損なわれることがある。
- コンクリートよりも手軽で安く済むが徐々に劣化する。
- 長期間使用できてもやがて処分することになる。
景観が損なわれることがある!?
防草シートを庭や空き地に敷くことで、景観が損なわれる場合があるという点があげられます。
これは、ホームセンターやインターネットで販売されているものにも数多くの防草シートがありますが、一般的なものが黒の織布の防草シートです。農業の現場でビニールハウスの周囲やハウス内で用いられることが多いです。
このタイプは、15cm、30cm間隔でラインが入っているものが多く、景観を意識した作りにはなっておりません。
シートの色で印象も異なります
例えば上の画像は、ラインの入っていないシートで実際グリーンのエコナル防草シートを敷いた住宅の裏手の画像ですが、シートの色味を黒く加工してみました。
緑に比べて全体的に引き締まった印象です。好みもあるので一概にどちらが良いとはいえませんがどの色を選ぶかにより大分印象が変わってきます。
昨今は各メーカーから茶色や緑色など景観に配慮した色の防草シートが出ていますので選択の幅は広がっています。
経年劣化する
敷いた防草シートは、紫外線や風により年月と共に劣化していきます。
防草シートの素材や加工の方法により劣化速度は大きく異なりますが、紫外線、風、雨、人が歩くなどの負荷(摩擦)などが劣化の要因となります。
市場に出回っているシートには、「紫外線に強くする」「摩擦に強くする」といった点に力を入れて開発された高価ですが高機能な防草シートもあります。
また、防草シートの上に砂利などのマルチング材を載せることで、紫外線が防草シートに直接当たらないようにして劣化し難くする方法もあります。この方法は、同時にマルチング材が地面に埋没することを防ぐ効果もあるので最適な組み合わせになります。
防草シートが劣化するとしてもコンクリートにする、草刈りを定期的に行う、周囲に考慮しながら除草剤を定期的に散布するといった手段よりも一度敷いてしまえばメンテナンスもラクになり、コストも比較的安くなると思います。
最終的に処分する場合
すべての防草シートにいえることですが、役目を終えたあとは処分をしなければなりません。
通常は、どの防草シートも産業廃棄物として各自治体に問い合わせて最適な処分の方法を確認することになります。(埋め立て、焼却など)
この手間を省くためシート自体がある程度の年月で分解していくものもあります。2~3年で分解するものがあります。
また、原料にポリプロピレンのような焼却処分時にダイオキシン等の環境に負荷のかかる化学物質が発生しないものもあります。
※因みに私たちの生活の中で非常に多くのプラスティック製品や、容器、袋などはこのポリプロピレンが使われています。
さて、話を元に戻します。一つの方法として古くなったシートを敷いたままにしておき、新たなシートを上から敷いてしまう場合もあります。
古くなった防草シートでも部分的には劣化が僅かのため雑草を抑えている箇所はあるので、重ねることで効果が増すためです。
ただし、新たに重ねて敷く場合は、地面の凹凸によるシートのたるみができないように注意が必要です。
現状はメリットの方が大きい!
主にデメリット、気になるのは以上の点ではないかと思います。
しかしこのようなデメリットがありながらも、防草シートを敷くことで長期間、雑草対策から解放されることの方が遥かにメリットは大きいと思います。
防草シートを敷くメリット
- 空き家、別荘など人が日頃いない場所でも景観の綺麗な状態を少ない手入れで維持できる
- 雑草を処理する時間を大幅に少なくすることができる
- 空き地や道路脇へのタバコ、ゴミのポイ捨てを抑止することができる
- 農作物にとって害獣となる小動物が空き地などに生息するのを防ぐことができる
- 住宅周囲の蚊が繁殖するするような環境を抑制できる
- 道路、通路へ伸びて来てしまう雑草を抑えることで見通しを確保できる
- 砂利を敷く場合は、地面への埋没を防ぐことができる
- 防草シート、砂利の組み合わせで雨の日でも通路のぬかるみを気にせず歩けるようになる
ただし!防草シートの選択は重要
いくら防草シートを敷くメリットがあるといっても、粗悪なシートを敷いてしまうと無駄が大きくなってしまいます。どの防草シートを選んで敷くかが重要です。

防草シート 施工後の比較
同じ条件で施工しても防草シートによって驚きの差がでます。

同じ期間、エコナル防草シートと一般的な防草シートをむき出しの施工で比較した結果、明らかな差がみられました。一般的なシートは、突き抜け性の強くない雑草でも繊維の隙間から生えてきてしまいました。

同じ期間、エコナル防草シートと一般的な防草シートを砂利下の施工で比較した結果、明らかな差がみられました。一般的な防草シートは、スギナが突き抜けてしまっています。しかも砂利を載せていても普通に生育しているようです。
安いだけの防草シートを選択した場合のデメリット!
上記の比較画像を見てお分かり頂いたように、量販店などに売っている低価格な防草シートは、あっという間に雑草が生えてきてしまいます。
いくら価格を優先して選択したとしても、直ぐに雑草が生えてしまうのでは防草シートを敷いた時間も労力も無駄になってしまいます。
防草シートを敷くことは、そう簡単に何度もやり直すことは難しいことなので、可能な限り失敗しないように、選択する前にできるだけ参考になればと思い、自社で実験した結果を元に今回の記事を掲載させて頂きました。

数ある防草シートの中でも、使用量の面、または価格、機能面から扱いやすいものを特集です!
使用実績がどんどん増えています!エコナル 防草シート

エコナル 防草シートは、強害雑草を防いでコストも削減!
- 高密度で強害雑草を防ぎ景観を維持
- 広い面積にも使える手頃な価格
エコナル 防草シートが選ばれる理由

エコナル防草シートは、遮光率が99%以上と高くスギナ等のしつこい強害雑草も防ぎます。
また高密度なシートは、雑草の突き抜けを防ぎますし、飛来した種子がもしシートの上で発芽しても根が貫通することが難しいので思うように生育できません。

使用していくうちに表面が多少擦れたとしても繊維の毛羽立ちがありません。表面がサラサラした加工で枯れ葉やゴミがシートに引っ掛かり難いです。

落ち着いた色合いは景観に馴染みやすく住宅や工場など人目につく建物周囲にも最適です。しかも再生PET(ポリエステル)を利用したエコ製品です。

ブラウン色は、もし砂利がズレてシートが見えても違和感がなく目立たない色合いで、長期間景観を保ちます。
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規格 | ・1m×10m ・1m×20m ・1m×30m ・1m×50m ・2.1m×50m |
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色 | ダークグリーン、ブラウン |
厚さ | 0.5mm |
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