白い 防草シート
防草シートの色といえば、黒、緑、茶が今の主流となっています。
ここに実はもう一色『白い 防草シート』というものもあります。
他の3色と比べたら白い防草シートを製造しているところは少なく、使用されている場面も他の色のシートに比べると限られています。
ではこの白い防草シートはどのような場所で使われているのか?このことについてご説明致します。
ルンルンシート 白ピカ
当社で販売しているのは『ルンルンシート 白ピカ』という製品になります。
主な特長は、
- 効率的に作物に光を当てたい。
- ビニールハウス、ガラス温室内を明るくする。
- シート自体が熱を持たない。
- 作物の色づきを良くする。
になります。
白ピカは、通常の防草シートに『光の反射』、『遮熱』の効果が加わっています。
この特長からもお判りのように白い防草シートは、農業の生産現場にて活躍しているシートになります。
主な使用場面
イチゴ生産のハウス内で下に敷くことで太陽光を反射させてより多くの太陽光をイチゴの葉に当てるために使われています。
トマトを栽培しているハウス内の下に敷かれています。通常トマトは、生育に伴って茎を上へ上へと誘引していきます。すると下の方にあるトマトや葉っぱには光が当たり難いため、成長が遅くなったり、色づきが悪くなります。この日射不足を改善するために使用されます。
鉢花を栽培しているハウス内の台の上にも使用されます。日光を反射させて色づきを良くするためです。
屋外ですと、果樹の下に敷かれます。果樹の周囲に敷くことで雑草を抑えるのはもちろんのこと、太陽光を反射させて果実に光りをより多く当てて糖度のアップ、色づきを良くするために使用されます。
遮熱の効果を活かし、ビニールハウスの上を外側から覆うように設置してハウス内の温度を下げる使い方もあります。ここで注意が必要なのはシートの繊維の密度が高いため強い風が吹き込むと煽られますのでしっかりと固定する必要があります。
以上が白い防草シート 白ピカの使用場面になります。
雑草を抑えながら、光りの反射を活かせる農業の現場には最適です。